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インターンシップをより充実させるための質問のいろは

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就職活動が本格的にはじまる前に、インターンシップの参加を検討している方は多いのではないでしょうか。働く前に企業で就業体験ができるインターンシップには、様々なメリットがあります。
今回はインターンシップから得られるものをより豊かに、より学びあるものにするための質問の基本情報についてお伝えします。


インターンシップで質問が大切な理由


インターンシップの経験をより充実させるために質問はとても重要です。なぜ質問が大切なのか。その理由を解説します。
 

インターンシップの目的


インターンシップとは、就業体験を通して「仕事」や「業界」、「会社」、「働き方」等の理解を深める制度です。1日で終わるものから1カ月かけて行うものまで幅広くあります。またインターンシップの内容も企業によって様々です。

インターンシップに参加する学生の目的には、「業界研究・職種研究」や「入社後の働くイメージをもつ」、「志望動機の作成のヒント」などがあげられます。つまり、インターンシップを通して就職活動に必要な情報を取得するということです。
 

学生と社会人の違い


情報の取得に関して、学生と社会人では大きな違いがあります。学生時代は、学ぶべきテーマやカリキュラムが定まっていて、教えてもらうというスタンスが強かったはず。しかし、社会人になってからは待っているだけでは不十分です。自立的に学び、仕事に取り組み、成長していく姿勢が求められます。

つまり必要な情報は自主的に獲得しなければなりません。その際に重要な手段が「質問」です。適切な質問によって自分にとって必要な情報を主体的に入手するのです。そのため、インターンシップにおいても必要な情報を入手するために質問の力が必要なのです。
 

インターンシップで使える質問集


かといってインターンシップの現場で思いつく質問を聞く姿勢だと、「本当に質問が思いつくの?」という不安が残るはずです。そのため、事前に質問集を作って備えることをオススメします。ここからは、現場で使える質問集をまとめています。
  • 会社・仕事に関する質問

Q:業務内容について教えてください
Q:1日のタイムスケジュールを教えてください
Q:御社の強みと弱みは何ですか
Q:個人での仕事とチームでの仕事の比率はどのくらいですか
Q:今後の業界の見通しについてどう考えますか
 
  • 働き方に関する質問

Q:仕事でやりがいを感じるのはどんな瞬間ですか
Q:一番大変だった経験を教えてください
Q:達成感を感じた出来事はありますか
Q:これからどんな仕事がしてみたいですか
Q:残業はどのくらいありますか
 
  • 休日や福利厚生に関する質問

Q:休日はどのように過ごしていますか
Q:休日に同僚で集まることはありますか
Q:有給休暇の取得率はどのくらいですか
Q:育休や産休を取得している人はいますか
Q:御社ならではの福利厚生はありますか
 
  • 会社の雰囲気や社風に関する質問

Q:社内はどんな雰囲気ですか
Q:仕事場以外での社員同士の交流はありますか
Q:部署内の平均年齢を教えてください
Q:他部署との交流はありますか
Q:社内で親睦を深めるためのイベントはありますか
 
  • 就職活動に関する質問
Q:〇〇さんはどのような軸で就職先を決めましたか
Q:面接時に気を付けるべきことはありますか
Q:〇〇さんが会社で魅力的だと思う点はありますか
Q:入社までに勉強しておいた方がよいことはありますか
Q:活躍している社員に共通点はありますか


上記のリストはあくまで参考程度に。人によって知りたい情報や必要な情報は違うため、カテゴリーを参照しながら自分だけのオリジナル質問集を作りましょう。
 

インターンシップ中に質問をする際に気を付けること


インターンシップ中に質問をする際に注意すべき点がいくつかあります。しっかりと押さえておきましょう。
 

タイミングを見計らう


いつでもどこでも自分の好きなタイミングで質問ができるとは限りません。状況によっては、インターンシップ担当の先輩は自分の業務を行いながらの指導の場合もあります。先輩の業務の邪魔にならないよう忙しい時間帯は避けるなど、質問をするタイミングは見計らいましょう。

また、業務中での質問ならば、基本的には業務に関係のある質問だけにしておきましょう。業務に直接関係ないことやプライベートな内容も含むのであれば、「相談したいことがあるのですが、この後お時間いただけますか?」など事前に先輩に質問ができる時間を確認しておくことが望ましいです。
 

メモを取る


質問の回答を頭の中だけで覚えるには限界があります。メモを取りましょう。メモは単に忘れないためだけではありません。メモを取ることで質問相手に真剣に話を聞いている姿勢を現すことにもつながります。
その姿勢によって先輩も、ついつい話したくなる気持ちが生まれます。結果としてより多くの情報が得られるかもしれません。

 

おわりに


インターンシップ時の質問が重要な理由、具体的な質問内容、そして質問時の注意点をお伝えしました。質問には相手がいて、機械的な質問になると悪印象を与えてしまう場合もあります。準備は必要なものの、その場に応じて柔軟な反応が必要になるケースもあることを心がけておきましょう。

【執筆者紹介】

神田 道雄(かんだ みちお)
国家資格キャリアコンサルタント

飲食業界にて管理職として従事した後、培った教育ノウハウをもとに人材業界へ。就活生を対象に各種就活イベントを企画・運営。その後も幅広い年代のビジネスパーソンのキャリア相談を経て、「学生時代にこそ考えておくキャリア」について情報提供している。

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