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【ブレない自己分析のやり方】あなたが豊かに働くための自己分析の方法3ステップ

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就職活動を始めると、誰もが通る道「自己分析」。しかし、一方でこんな言葉もよく耳にします。
「自分のことなんて分からない…」「自己分析ってよく聞くけど、でも実際どうやればいいか分からない」「やってはみたけど、しっくりこない…」。
これらは実際に就職活動を行う学生の方から聞く言葉です。
今、このコラムを読まれている方にも、似たような気持ちを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、自己分析をしているといないとでは、理想の将来設計に大きな相違をもたらします。
この記事では、そんな自己分析に悩みを持つ皆さんが、「自信を持って面接に挑める!」と自信に変わる、自己分析の効果やノウハウをお伝えします。


自己分析を行う2つの目的


改めて考えてみましょう。一体、自己分析とは何のためにするのでしょうか?
自己分析の取り組みにおけるNG例のひとつとして、自己分析ノートを完成させることが目的となってしまい、本番の面接で発揮できなかったという事例があります。
これは、目的と目標を履き違えてしまったが故に起こることです。
そうならないためにも、ここで再度自己分析を行う重要な目的を2つ共有します。
 

(1)あなたの働く軸を定めるため


あなた自身が思う「理想の社会人像」は、どんな価値観やスキルを持った大人でしょうか。
まずは、就職活動を始めるにあたり、あなた自身の働く軸を定めましょう。そうすることで、業界や職種選択に迷ったり、人の言葉に流されるといったことがなくなります。就職とは、親が決めるものでもなければ、友人の意見に流されて決めるものでもありません。あなたが自分で考えて、自分で選択をするものです。
さらに勘違いしがちなのが、「不特定多数の企業から内定をもらうこと=ステータス」と思ってしまうケースです。内定をもらうことはもちろん目標のひとつですが、自己分析を怠り打率だけを増やし、軸に沿わない企業へ就職した人は、果たして今も幸せに勤続しているのでしょうか。
社会人になると、選択をする日々が一層増えますが、そのファーストステップとも言える大きな決断が「就職」なのです。ブレない軸を保つために、自分を知ることから始めることは大変重要です。
 

(2)入社後のミスマッチを防ぐため


一部では「企業というものは入ってみないと分からない」という声もあります。近年の企業HPはデザイン性も大変優れ、魅力に感じることも多いでしょう。
その一方で入社したはいいものの、「こんなはずじゃなかった」と短い年数で会社を離れてしまう若手社員も増加傾向にあるのは確かです。実際に、厚生労働省が2020年に報告したデータによると3年以内で約3割もの新卒者が離職しているという結果が出ています。しかし、この原因は決して「企業が良い面だけを伝えた」わけではありません。
あなた自身が、「この先何年も働ける・働きたいと願う前提」で企業選びをする必要があるのです。
そのためには、「自分は何が好きで何がしたいのか」「自分には何ができるのか」「どんな会社で成長したいのか」「何を将来叶えたいのか」など、自分自身と向き合うことが大切です。

ぜひ、自己分析を行い、入社後の相違を最小限に抑える努力もしていきましょう。
「自分のやりたいことが分からない」という方は…
「やりたくないこと」から書き出してみましょう。残るものの中に、自分の興味が隠れています。
 

自己分析をするための3ステップ



では、自己分析の方法とポイントをお伝えしていきます。
モチベーショングラフを活用し、あなた自身の価値観や将来像を探していきましょう。
 

STEP1:過去の自分から、自分の価値観・経験を振り返る


モチベーショングラフとは、過去の出来事を振り返ってみて、モチベーションの上がり下がりを可視化する方法です。
こうすることで、「どんな時にやる気が出るのか・楽しいと思うのか」もしくは「どんな時にやる気が起きないのか・つらいと思うのか」を再認識することができます。
ここで自分の価値観を探す心構えとして大切なことは、「面接で良いことを言うためのもの」という考えは捨てることです。
自身のモチベーションの上がり下がりを、より細かく、素直に書き留めることに集中しましょう。

 
  • 12歳

友達を作ることに苦労した

  • 14歳

部活動にやりがいを感じていた

  • 18歳

第1希望の大学に落ちる。浪人と悩んだ末、第2希望の大学に入学

  • 20歳

初めてのアルバイト・サークル・学業共に楽しい


まずは、モチベーションが高かった時を振り返りましょう。
その時にぜひ、以下の質問を言語化してみてください。


自己分析のありがちなNG 例として、起きた物事だけを書き出しているパターンがあります。
人の心を動かすには、「事実と感情」の両方が必要です。面接官からすると、「何を・どのように頑張り・どんな結果が生まれ・どう感じたのか」までを知りたいのです。あなたのスキルを確実に伝えるためにも、「事実」「具体的な行動」「感情」「源泉」に分けて考え、それぞれ言葉で伝えられるようにしておきましょう。


 

STEP2:過去の振り返りから克服したものを書き出し、成長を可視化する


次に、モチベーションが下がった時にもしっかりと目を向けましょう。
モチベーションが下がった項目では、以下の質問を言語化してみてください。




モチベーションが上がった項目は、あなたの価値観が現れますが、下がった項目はあなたの成長度が現れます。
面接では良いことを誇張して表現する場合もありますが、同じくらい、「弱みから逃げないこと・弱みを克服できる自分も表現できること」も大切です。
社会人になれば、楽しいことと同じくらい成長のチャンスが多くあります。困難に出くわした時、あなたがどう捉え、どう行動するかも、面接官はしっかりと見ています。
モチベーションが下がった時の対策も、あなたの言葉で表現できるようにしましょう。
 
弱みを克服できていない場合は…
「〇〇をすることは、私の今後の課題です」と正直に胸の内を伝えましょう。 弱みを正直に口にできることで、自分自身も弱みを受け入れることができます。また、「課題」という言葉を選ぶことで、面接官も「弱みとしっかりと向き合える人だ」と好印象を与えます。弱みを完結させることが全てではありません。

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【執筆者紹介】

髙橋 佑菜(たかはし ゆうな)
人材育成専門家、接遇講師

大手外資系ホテルにて10年間従事した後、講師として独立。学生から若手社員に向けて講義や企業研修を行い、登壇回数は年間200登壇を超える。現在は接遇マナーをはじめ、就活生のサポート、若手社員育成に携わる。

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