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タイパな自己分析のやり方 3つの方法

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就職活動にむけてのファーストステップとなるのが自己分析。
エントリーシートの作成や面接対策の元にもなるので、しっかりとやっておきたいところですよね。
とはいえなかなか時間がとれないという現実もあるかと思います。
そこで今回は、タイムパフォーマンスの良い「自己分析」の方法を3つに絞ってご紹介いたします。


 

自己分析とは


自己分析は、自分が「どのような環境でパフォーマンスを発揮しやすいのか」「どんな状況でモチベーションが上がるのか」「向いていない仕事は何なのか」といったことを確認するために重要なプロセスと言えます。
自分の特徴や価値観を知ることで、就活の「軸」を定めることができ、「自分に合った企業を見つける力」になるとともに、企業に対して「自分がどれほど会社にマッチしているのか」を伝えることに役立ちます。
 

自己分析のやり方 3つの方法を紹介


自己分析にはいくつもの方法があります。できればすべてのやり方を確認して、その中で自分にあったものを選ぶのが一番ですが、今回は多くの自己分析の中でも、自分でできるもので、比較的簡単に自分の特徴が見つかりやすい方法を3つに絞ってご紹介したいと思います。
 

(1)キーワード選択方式


これは、性格や行動を表すキーワードの中から、自分にぴったりだと思う特徴を選択するものです。
一から考えるのではなく、書いてある言葉から選ぶので見つけやすい方法です。
下記に例を記載しますので、自分に当てはまると思うものをいくつでも良いので選んでみましょう。

 

 

 

性格と行動にチェックを入れたら、改めて次の選択肢もやってみてください。

 

そして最後の<性格と行動>の選択肢から選んだものを2つに絞ってみてください。
その2つをつなぎ合わせて文章にすると、自分を表す言葉として、自己PRの書き出しに使うことができます(1つでも使えます)。

<例>
私は、まず目標を決めてから行動し、作業を効率よく進めることができます。

もし、ここに記載したものの中にぴったりくるものがなかった場合は、「性格 キーワード」「自分を表す キーワード」などで検索してみてください。ここにある以外の言葉も見つかると思います。
また、星占いや血液型占いを読んで、当たっていると思う言葉があれば、それも自分を表す言葉なので、ピックアップして使ってみてください。

 

(2)アンダーライン方式(志望理由も一緒にできる)


自分が気になる企業の会社案内やホームページを読んで、気になった言葉や単語にアンダーラインやマーカーでしるしをつけていく方法です。
コツはとにかくたくさんマークをつけることです。企業は別々の業種でも構わないので3社以上でやってみることをお勧めします。

そしてマーカーを引いた言葉をすべて書き出してください。その上で、同じ言葉が何回出てきたか数えてください。
同じ言葉でなくても「新しい」「新規」「いままでにない」といった似た言葉があれば、まとめていただいて大丈夫です。

より多く出た言葉が自分の価値観といえますし、TOP3くらいが就職活動の「軸」として伝えられる部分になります。
このTOP3の言葉が書いてあった箇所の前後にある文章(会社の理念や事業の特徴、製品やサービス等)を活かして志望理由を書けば、「軸」にマッチした訴求力のある内容になります。
 

(3)ネガポジ転換(短所からでも見つかるアピールポイント)


自己分析をする際に「自分の特徴を書き出してください」と言うと、学生の多くが短所やネガティブな特徴しか書けないと感じて筆が止まってしまうのですが、あなたはいかがでしょうか?
もし、自分も短所しか浮かばないということでしたら、短所でも良いので、とにかくできるだけたくさん書き出してみてください。

そして、そのネガティブな言葉(短所)を次の「ネガポジ変換」の表を使って、ポジティブな言葉(長所)に変換してみてください。
 

ネガポジ変換したら、その中で自分にしっくりくる言葉を見つけてください。
自分でピンとこない場合は、友人に聞いてみてください。
そして、その言葉を選んだ理由を聞いてみると、自己PRを書く時のエピソードが見つかるかもしれません。
1人ではなく何人か仲の良い友人に聞いてみることで、話せるネタも増えますので、できるだけたくさんの人に聞いてみることをお勧めします。

なお、ここにある以外の言葉については「〇〇(調べたい言葉) ポジティブ 言い換え」などで検索すると出てくると思いますので、適宜調べてみてください。

 

 

まとめ


今回は、自分で比較的簡単にできるタイパな自己分析の方法をお伝えしましたが、その他では、
①適性検査を受ける(ナビサイトなどにある有料・無料のツールを使って客観的に診断できる)、
②モチベーション曲線(どんな場面で自分のモチベーションが上がるのか確認できる)、
③マインドマップ(テーマに対して連想ゲーム式にキーワードを広げ、さらに深めていくことができる)などがあります。

あまり時間に余裕はないでしょうが、できれば、どれか1つだけではなく2つ以上やってみてください。
自分自身を様々な角度から見てみることで、あらためて自分らしさを感じることができると思います

その上で、企業研究を進めれば、より自分の価値観にあった企業を見つけやすくなりますし、向いていない仕事もわかるでしょう。
また、「軸」もはっきりするので、自己PRや志望理由が書きやすくなるはずです。
まずは、どれか一つやってみることから始めてください。

【執筆者紹介】

野末 岳宏(のずえ たけひろ)
新卒採用コンサルタント、エンパワーメントカウンセラー
E-Z-ON株式会社 代表取締役。大学卒業後、大手電機メーカー系IT企業の人事・総務部にて22年半勤務。採用活動の企画・運営を行い、社長賞受賞。年間80回以上、延べ8,000人以上の選考に携わった経験を活かし、2012年に独立。新卒採用支援、若手社員の育成サポートに携わっている。

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