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もう質問で悩まない!会社説明会でするすると質問が浮かぶコツ

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会社説明会に参加するときに必ず持っていくもの、それは『質問』です。それも1つ2つではなく、5つくらい持って臨むのが理想です。
ただ、そうわかっていても、「なかなか質問が思い浮かばない」「質問を考えるのが苦痛」と毎回、質問をひねり出すのに苦労している方も多いのではないでしょうか。

そこで今日は、会社説明会で5つどころか10個でも質問が自然に浮かんでくる、とっておきのコツをご紹介します。
あなたもこれを読めば、『質問の達人』になれますよ!


会社説明会で質問するメリット


では具体的なコツを考える前に、会社説明会で質問をすることのメリットを考えてみましょう。
質問をすること、質問を考えることで、選考を受ける上でのメリットは大きく分けて以下の2点です。

人事担当者に名前と顔を覚えてもらえる


皆さんご存知のように、挙手での質問は、最もわかりやすくアピールできる機会です。
人事担当の立場からすると、会社説明会で挙手して質問する方は、自社への興味度が高いと思うだけでなく、積極性がある、リーダーシップが期待できる、コミュニケーション力がある、など様々な良い印象を持ちます。当然、名前を控えておいて面接で話をするのを楽しみにします。
つまり、名前を覚えてもらう=面接で興味をもって話を聞いてもらえる、というアドバンテージが得られるのです。

質問を考えることで参加意識が深まる


会社説明会に行く前に、もちろん企業研究はしていますよね。その企業研究、どのように行っていますか?企業のホームページをぱらぱらとみて、なるほどふーん、やるならこの職種かな、くらいで終わっていませんか?そうではなく、ぜひ『質問を考えながら』ホームページを見てみてください。
質問のネタを探そう、と思ってホームページを見ると、内容に興味が湧いてきて、いつの間にか深く読み込んでいた、ということがよくあります。特に第一志望ではない会社こそ、この方法を試してみることで、質問→興味→会社説明会への参加意識アップとつながるのでお勧めです。
 

会社説明会で質問をするためのお勧め準備法


会社説明会で堂々と挙手で質問をしている人は、なぜ質問がさっと思いつくのだろう、と不思議に思ったことはありませんか?答えは簡単です。その方たちは、ちゃんと準備して前もって質問を考えて説明会に臨んでいるからです。
しかし、いやそれは自分もやっている、でもいざとなると言い淀んでしまって結局いつも質問できない、そこが悩みと、いう方もおそらく多いのではと思います。
両者には、ほんのちょっとした違いがあります。

質問は文章で書く


前の章で、質問を考えながらホームページを見る、ということをお伝えしましたが、そこに大事なポイントを1つ加えます。それは、『考えた質問は、質問するときの文章で書く』です。
これまで質問を考えていったときのことを思いだしてください。単語や箇条書きで『キャリアパス』『配属について』とメモ書きをするだけになっていませんでしたか?
これだと、いざ質問しよう、となったときに、うまく言葉が出てこないことがあります。だから質問は文章で書くのです。まさに質問するセリフで書くことが大事です。例えば、
「配属についてお伺いします。私は商品企画を希望しています。商品企画は入社後すぐの配属は難しいのでしょうか?
もし難しい場合は、商品企画の担当になるまでにどのような部署の配属や仕事の経験を積む必要があるのでしょうか。
商品企画を担当されている方の事例をいくつかお聞かせください」

というようにそのまま質問できる文章にしておきます。そうすれば、当日はそれを読み上げるだけでOK、緊張していても、すらすらと質問できます。

質問はノートに書きだし、回答欄をつくる


文章で考えた質問は、ノート(就活ノート)に書きますが、そこでの工夫ポイントは、回答欄をつける、ということです。回答欄と言っても、質問の下の数行を空ける程度で大丈夫です。
この『質問+回答欄』のセットを質問の数だけつくると、A4ノートでしたら、6~7問で1ページ埋まります。
1社の会社説明会で1ページが埋まるくらい質問が書かれていることが大事です。全体質問の時、先輩社員とのグループ質問会の際でも、このノートを広げて質問をしてください。すると何が起こると思いますか?
ノートをチラ見した社員の方から「こんなにしっかり質問考えてきてくれたの!」「たくさんあるね、全部答えるからどうぞ」「準備カンペキだね」など、社員に『こういう後輩と働きたい』という好印象をしっかりと残すことができるのです。
 

するすると質問が湧いてくる!質問力を上げる2つのポイント


質問が思いつかない、と困っている方でも大丈夫。質問がするすると湧いてくるポイントを2つお伝えします。キーワードは『想像力』と『5W1H』です。

その会社に入社したと仮定し想像を膨らませる


皆さんは、企業研究をしたり、会社説明会で企業のことを理解しようとしたときに、どれくらい「もし入社したら?」ということをイメージしますか?

「5年くらいソリューション営業で頑張ったら、プロジェクトリーダーになれそう」

このように想像した場合、想像する深さが足りていません。ここで使う想像力は、『イメージを具体化させるまで深く想像する』ことで、具体化させる過程で、驚くほどたくさんの質問が湧いてきます。
<想像を膨らませた質問の例>

・5年くらいでプロジェクトリーダー(PL)になるケースが多いと伺いましたが、早くなれるケースと時間がかかってしまう場合について、それぞれ理由と事例を教えてください

・営業からプロジェクトリーダーにならない場合は、どのようなキャリアパスがあるのでしょうか

・具体的にどのような成果やスキルがあれば、プロジェクトリーダーになれるのでしょうか

・プロジェクトリーダーを経験した先のキャリアパスについて、実際の事例を3名程度教えてください

・営業からプロジェクトリーダーになれる確率は、具体的に営業何名中、PL何名でしょうか

いかがでしょうか。「プロジェクトリーダーになれそう」だけでは、どうしたらなれるのか、自分に向いてそうか、希望が叶わなかった場合でもこの会社でがんばれそうか、叶ったあとも次の目標が見えるか、など、その会社に入ってからのことを『広く・深く』想像することで、質問が溢れるほど出てくるのです。

常に「それはなぜ?」「どうやって」とツッコミながら話を聞く


会社説明会で、人事担当者が動画やスライドを使って様々な説明をしてくれますが、その時に大切なポイントは、『頭の中でツッコミを入れる』ということです。
話を聞きながら逐一ツッコんでいくと、ひと言に付き1つの質問が出てくると言っても過言ではありません。

例えば、「弊社は今後〇〇分野にも積極的に事業展開をしていく中期計画を立てています」と言われたら、次のようなツッコミ質問が出てきます。

「なぜ〇〇分野に展開?」「積極的にとは、どうやって?」「今後って、いつから?」「新規もいいけど既存事業の方向性は?」「ほかには新規展開はないの?」「この展開の売上規模は?」等々

頭の中に『5W1H』を常に置きながら話を聞くことで、相手の言葉に対して、自動的にWhyやHowが発動されて、質問が生成されていきます。

まとめ


質問を考えるコツ、失敗しない質問の準備の仕方がお分かりいただけましたでしょうか。
質問力は、会社説明会の質問の場だけでなく、面接時の逆質問、そして社会人になってからもお客様のご要望を伺ったり、プロジェクトの課題を考えたりする際に、大変役立つスキルです。
ここに書かれていることを実践し、まずは、会社説明会でしっかりと質問するところから始めましょう。

【執筆者紹介】

津田 典子(つだ のりこ)
キャリアコンサルタント、和光大学非常勤講師

ANA客室乗務員インストラクター、チーフパーサーとして11年従事した後、採用コンサルタントとして10社の新卒・中途採用業務に携わる。これまでに3大学にて4000件超の就職相談に関わり、現在は和光大学にてビジネスマナーとキャリア教育に力を注ぐ。
 

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