就活準備を進める中で、気になるのが「インターンシップ」。
「インターンシップって具体的に何をするの?」「参加するメリットは?」「気をつけることは?」などなど、インターンシップに関する『いまさら聞けない基本のキ』をお伝えします。
インターンシップとは
インターンシップとは『企業が提供する就業体験プログラム』のことを指します。
実際に企業で就業体験をすることで、自分に適した職業なのか、また企業の雰囲気などを知ることができます。
インターンシップの開催時期
多くのインターンシップは主に夏、そして秋冬に行われます。
サマーインターンシップ:主に6~9月
オータム&ウインターインターンシップ:10~2月
オータム&ウインターインターンシップ:10~2月
サマーは夏休みを利用して参加スケジュールを組みやすいこともあり、比較的長めのインターンシップに参加できるチャンスです。
そして秋冬は、3月以降の就活本格スタートを前に、企業への理解を深めるのにも役立ちます。
インターンシップの日数、期間
実施期間は企業によって様々で、数週間から長いもので数ヶ月にわたるものまであります。
なお、1日開催のものは『1day業界研究(企業研究)』『1day仕事体験』などと呼ばれています。企業を理解するための疑似体験が主な内容となります。
インターンシップで体験できること
インターンシップでの就労体験の内容は、企業や業界によって異なりますが、一般的には以下のようなことが行われます。
・プロジェクトの支援
現場で行われているプロジェクトの支援(市場調査や資料作成、プレゼン資料の作成など)
・社内イベントの運営
社内イベントの企画立案や、時には実行スタッフとして携わることも
・マーケティング・セールスの支援
製品やサービスの販売促進のための顧客リサーチや販促ツールの作成、商談のサポートなど
・事務処理のサポート
社内で事務業務(電話対応やメール対応、来客対応など)を行う、資料作成をサポートするなど
・新商品やサービスの開発支援
市場調査や顧客リサーチ、アイデア出しやプロトタイプ作成など
現場で行われているプロジェクトの支援(市場調査や資料作成、プレゼン資料の作成など)
・社内イベントの運営
社内イベントの企画立案や、時には実行スタッフとして携わることも
・マーケティング・セールスの支援
製品やサービスの販売促進のための顧客リサーチや販促ツールの作成、商談のサポートなど
・事務処理のサポート
社内で事務業務(電話対応やメール対応、来客対応など)を行う、資料作成をサポートするなど
・新商品やサービスの開発支援
市場調査や顧客リサーチ、アイデア出しやプロトタイプ作成など
インターンシップ参加のメリット
インターンシップで就業体験をすることで得られることが多くあります。
例えば、インターンシップに参加することで人事担当者に名前と顔を覚えてもらえる、企業内の雰囲気を事前に知ることができるなど、就活が有利になる要素をたくさん得ることができます。
そして意外にも興味がない業界のインターンシップに参加したことで、新しい発見を得られた、自分の価値観や自己分析を固めるきっかけが得られたという体験談もよく聞きます。
このように、インターンシップには「本当に自分に合う仕事かを知ることができる」「入社後の仕事のイメージができる」など、多くのメリットがあります。
<インターンシップ参加のメリット>
現場での経験や実践的な知識の習得ができる
就職活動においてアピールできるスキルの習得ができる
業界や企業の実態や文化に触れることができる
業界人脈の構築ができる
就職先の選択肢を広げられる
現場での経験や実践的な知識の習得ができる
就職活動においてアピールできるスキルの習得ができる
業界や企業の実態や文化に触れることができる
業界人脈の構築ができる
就職先の選択肢を広げられる
インターンシップは参加前の準備が大切
インターンシップに参加するときの事前準備も大切です。
事前準備をせず、目的がないまま参加すると得られるものが少なくなり、時間の無駄になってしまう可能性もあります。自分なりの目的やゴールをしっかりと持ち、インターンシップで得られた経験を就活に役立てていきましょう。
インターン先の企業や業界の情報収集
企業や業界の情報収集は特に重要です。企業の「事業形態」「経営理念」「会社規模」「仕事内容」などは、しっかり情報を収集し、理解したうえで参加しましょう。
また業界や企業に関するニュースにもアンテナを張り、日ごろから情報収集を意識しておくことも大切になります。
インターンシップでは、企業や業界に関してのグループディスカッションを行うケースが多くあります。その時に、企業や業界のことを知らなければ積極的に発言ができず、参加意欲の低い人という印象を持たれてしまうかもしれません。
インターンシップに参加するときは事前に情報を収集し、目的をもって参加しましょう。
履歴書やエントリーシートの準備(書類の提出が必須の場合)
インターンシップの応募には「履歴書」「エントリーシート」の提出を求められることがあります。
応募書類の内容が充実しているかどうかで、インターンシップへの参加の可否が決まることもあるので、情報収集と共に「履歴書」や「エントリーシート」を事前に準備しておきましょう。
インターン先での適切な服装やマナーの確認
インターンシップ参加中は学生気分を封印し、『企業に所属する社会人』ぐらいの気持ちで自分の服装やマナーが適切かを確認しましょう。
まず服装ですが、清潔感は必須です。衣類のしわや汚れに気を配りましょう。また髪型やメイクも社会人としてふさわしいか、参加前にチェックしておきましょう。
そして挨拶や言葉づかいは、マナーが守れる社会人かどうかの素質が見られます。
とくに挨拶は人間関係を築く第一歩になります。「おはようございます」「よろしくお願いします」「ありがとうございます」「失礼いたします」など、ビジネスの場で使う挨拶や敬語を普段から意識しておくことで、社会の場に出ても緊張せず自然にふるまえます。
まとめ・インターンシップとは
インターンシップは企業での就業体験を得られる貴重な機会です。
また企業や業界を知るだけでなく、自分の強みや興味関心、価値観を改めて知るきっかけにもなります。
インターンシップに参加して得られた経験を具体的に振り返り、自分の強みに変えて就活に役立ていきましょう。
【執筆者紹介】
角口 真代(かどぐち まさよ)
国家資格キャリア・コンサルタント
人材派遣会社でチームリーダーとして従事後、自己肯定感を高める関わりを大切に学生への面接指導・キャリア支援に携わる。またチームも自分も活かせるコミュニケーションが身につくことを目標に、学生へのチームビルディング研修も行っている。