京都製作所の第一線で設計を担当する入社3年目の二人、部署は違ってもモノ作りが好きでメカマニア度は甲乙つけがたいほど。やりがいのある仕事を楽しみ、豊かなプライベートを過ごしている彼らの本音を聞きました。
入社の志望理由は?
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谷川:僕は2022年に入社して、今年で3年目です。専門学校でロボット研究部に所属しているときに「キャチロボバトルコンテスト」という京都製作所主催のイベントに参加して、審査員特別賞をいただいたきました。その特典として参加した工場見学で実際に動く機械を見て「ここで働きたい!」と思ったんです。その後、大学に編入して専門分野を深めてから入社しました。
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辻本:僕も谷川君と同じで、2022年に入社しました。長崎出身で、大学も九州にある工学部に通っていましたが、機械開発に1から10まで携わることができる環境に魅力を感じたのが最大の決め手でした。
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谷川:というのは表向きの理由で、本当は別の理由があったでしょ?
仕事内容について教えてください!
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谷川:僕が所属している技術部では機械の設計を担当しています。お客様の要望を叶える機械を作るためには、どのような動きにすれば最適か、コストを抑えるためにどう工夫をするかなどを考えながらの設計は難しい反面、設計から部品加工、組立と機械づくりに最初から最後まで携われるところは、やっぱりやりがいを感じますね。
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辻本:初めて担当した機械が完成した時のことは覚えてる?
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谷川:自分が設計に携わった機械が実際に動いているのを見るのは「楽しい!」の一言。製作途中の段階でも、設計室のすぐ下に工場があるから何度も機械を見に行って、不具合があったら修正して……を繰り返して作ったものだったので、感動もひとしおでした。
実際に働いてみていかがですか?
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辻本:思っていた以上に社員への待遇がいいんです。とくに社員食堂は、元ホテルにいたシェフが作っているだけあって、とにかくおいしい!メニューは日替わりで、肉系と魚系の2種類の定食から選べて、カレーやうどんもあるし、毎日1人1本「ヤクルトファイブ」が飲めるのも嬉しいです。
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谷川:僕は会社の寮に入っているんですが、2021年に建てられたばかりなので、とても綺麗で快適。ユニットバス、エアコン、冷蔵庫、洗濯乾燥機も付いて、寮費は月額1〜1万5000円。ありがたくて、お金が溜まる一方です(笑)。栄養バランスを考えたボリューム満点の夕食で健康管理もバッチリ。
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辻本:忘年会など社員全員で集まる社内イベントも年に数回はあって、社員同士のコミュニケーションを深める機会も多いですね。毎年秋頃には本社敷地内でお祭りが開催されるんですが、社員はもちろん、社員の家族や地域の方たちも来場して、大盛り上がり!楽しいイベントが目白押しですね。
研修ではどんなことをするんですか?
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谷川:研修制度も充実していて、入社すると、まずは京都本社で3ヶ月ほどビジネスマナーなど、社会人としての基本を学ぶ総務研修を受けます。その後、各部署に移ってOJT研修。僕が配属された技術部では、工場で過去に製造した機械をバラして、組み立てる研修もありました。これがおもしろかった。
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辻本:入社3年以内は「見習い」という位置付けなので、若手勉強会といわれる研修が週に1回のペースで実施されています。1年目は2年目の先輩から、2年目は4〜5年目の先輩から、3年目は経営陣が月に1回担当する研修があります。
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谷川:困ったことがあれば、上司や先輩がすぐに相談に乗ってくれるので、いつも頼りにしています。設計図の納期が間に合わないかもというトラブルが発生したときも、先輩にアドバイスをもらって助かったことがあります。
ご自身の目標と就職を考えている人へのメッセージを。
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谷川:近い将来、ひとつのプロジェクトを取りまとめる「製番担当者」になることが目標です。機械や設計の知識はもちろん、予算組みやスケジュール調整など、リーダーとしてやるべきことはたくさんあるので、頑張って勉強していきたいです。
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辻本:僕は電池事業関連の仕事を極めて、「歩く指導書」になりたいと思っています。「辻本に聞けば何でも分かる」と思ってもらえるよう、知識をたくさん蓄えていきたいですね。
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谷川:機械づくり、モノづくりが好きな人は、きっと面白いと思える仕事がたくさんあるのが京都製作所だと思います。僕も1年目から部品の設計に携わることができました。1から機械を作ってみたいという人には、ぴったりの会社じゃないでしょうか。