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株式会社京都製作所

機械の開発に一から携われる喜び

京都製作所の第一線で設計を担当する入社3年目の二人、部署は違ってもモノ作りが好きでメカマニア度は甲乙つけがたいほど。やりがいのある仕事を楽しみ、豊かなプライベートを過ごしている彼らの本音を聞きました。

  • 開発部

    辻本

    2020年入社。大学卒業まで住んでいた九州から、入社を機に京都へ。自転車が好きなので、サイクルコースが多い京都はお気に入り。

  • 技術部

    谷川

    2020年入社。入居している社員寮の部屋には、最近購入した3Dプリンターを設置している。休日にも機械いじりをして過ごすのが楽しみ。

入社の志望理由は?

  • 谷川:僕は2022年に入社して、今年で3年目です。専門学校でロボット研究部に所属しているときに「キャチロボバトルコンテスト」という京都製作所主催のイベントに参加して、審査員特別賞をいただいたきました。その特典として参加した工場見学で実際に動く機械を見て「ここで働きたい!」と思ったんです。その後、大学に編入して専門分野を深めてから入社しました。

  • 辻本:僕も谷川君と同じで、2022年に入社しました。長崎出身で、大学も九州にある工学部に通っていましたが、機械開発に1から10まで携わることができる環境に魅力を感じたのが最大の決め手でした。

  • 谷川:というのは表向きの理由で、本当は別の理由があったでしょ?

  • 辻本:正直に言うと、当時付き合っていた彼女が京都で就職することになって、それを追いかける形で京都の会社で働こうと思ったのが理由のひとつ(笑)。最終の役員面接で、そのエピソードを交えながら志望動機を話したことは、今となっては笑い話になっています。

  • 谷川:その彼女と結婚が決まったんだよね、おめでとう!

仕事内容について教えてください!

  • 谷川:僕が所属している技術部では機械の設計を担当しています。お客様の要望を叶える機械を作るためには、どのような動きにすれば最適か、コストを抑えるためにどう工夫をするかなどを考えながらの設計は難しい反面、設計から部品加工、組立と機械づくりに最初から最後まで携われるところは、やっぱりやりがいを感じますね。

  • 辻本:初めて担当した機械が完成した時のことは覚えてる?

  • 谷川:自分が設計に携わった機械が実際に動いているのを見るのは「楽しい!」の一言。製作途中の段階でも、設計室のすぐ下に工場があるから何度も機械を見に行って、不具合があったら修正して……を繰り返して作ったものだったので、感動もひとしおでした。

  • 辻本:僕のいる開発部は、電池事業が売上の3割を占めるほど好調ということもあり、電池事業の「標準化」という仕事を担当しています。一つの正解を作って、装置ごとにカスタマイズをすればコスト削減にも繋がる。その「標準」となる機械を設計するのが僕の仕事です。1年単位の仕事が多いので関わる人たちと長く、じっくり関係を築き上げられるところにも魅力を感じます。

実際に働いてみていかがですか?

  • 辻本:思っていた以上に社員への待遇がいいんです。とくに社員食堂は、元ホテルにいたシェフが作っているだけあって、とにかくおいしい!メニューは日替わりで、肉系と魚系の2種類の定食から選べて、カレーやうどんもあるし、毎日1人1本「ヤクルトファイブ」が飲めるのも嬉しいです。

  • 谷川:僕は会社の寮に入っているんですが、2021年に建てられたばかりなので、とても綺麗で快適。ユニットバス、エアコン、冷蔵庫、洗濯乾燥機も付いて、寮費は月額1〜1万5000円。ありがたくて、お金が溜まる一方です(笑)。栄養バランスを考えたボリューム満点の夕食で健康管理もバッチリ。

  • 辻本:忘年会など社員全員で集まる社内イベントも年に数回はあって、社員同士のコミュニケーションを深める機会も多いですね。毎年秋頃には本社敷地内でお祭りが開催されるんですが、社員はもちろん、社員の家族や地域の方たちも来場して、大盛り上がり!楽しいイベントが目白押しですね。

  • 谷川:給料面でも不満はありません。年に2回のボーナス支給に加えて、その年の業績に応じた決算賞与が3月も付与されるので、同世代と比べてみても年収は高い方だと思います。

  • 辻本:僕も同世代の友達には正直に言えないくらい、いい給料だと感じています(笑)。自転車が好きなので、高価なロードバイクや競輪選手が使うようなピストバイクを買いました。

研修ではどんなことをするんですか?

  • 谷川:研修制度も充実していて、入社すると、まずは京都本社で3ヶ月ほどビジネスマナーなど、社会人としての基本を学ぶ総務研修を受けます。その後、各部署に移ってOJT研修。僕が配属された技術部では、工場で過去に製造した機械をバラして、組み立てる研修もありました。これがおもしろかった。

  • 辻本:入社3年以内は「見習い」という位置付けなので、若手勉強会といわれる研修が週に1回のペースで実施されています。1年目は2年目の先輩から、2年目は4〜5年目の先輩から、3年目は経営陣が月に1回担当する研修があります。

  • 谷川:困ったことがあれば、上司や先輩がすぐに相談に乗ってくれるので、いつも頼りにしています。設計図の納期が間に合わないかもというトラブルが発生したときも、先輩にアドバイスをもらって助かったことがあります。

  • 辻本:社内の風通しもいいんじゃないかな?社長や役員と僕らみたいな若手社員が会う機会は、そうそうないと思っていたんですが、社長が普通に現場で機械をチェックしていたり……。ほんとに現場でよく見かけるので、トップとの距離も近い会社だと思います。

ご自身の目標と就職を考えている人へのメッセージを。

  • 谷川:近い将来、ひとつのプロジェクトを取りまとめる「製番担当者」になることが目標です。機械や設計の知識はもちろん、予算組みやスケジュール調整など、リーダーとしてやるべきことはたくさんあるので、頑張って勉強していきたいです。

  • 辻本:僕は電池事業関連の仕事を極めて、「歩く指導書」になりたいと思っています。「辻本に聞けば何でも分かる」と思ってもらえるよう、知識をたくさん蓄えていきたいですね。

  • 谷川:機械づくり、モノづくりが好きな人は、きっと面白いと思える仕事がたくさんあるのが京都製作所だと思います。僕も1年目から部品の設計に携わることができました。1から機械を作ってみたいという人には、ぴったりの会社じゃないでしょうか。

  • 辻本:興味がある人は、ぜひ一度会社に来て、工場で動いている機械を見てみてほしいです。すべてオーダーメイドの機械なので、同じものは他にはありません。いろいろな機械の設計に携われるので、毎回モノづくりの面白さを感じられると思います。

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