「サンエス石膏」の主力である歯科用の石膏製品を、多種多様に生産する姫路工場。「サンエス石膏」創業の地で働く三人のメンバーが集結し、仕事のやりがいや目標、さらには効率化や働き方改革について語りつくします。
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姫路本社工場工場長兼技術部部長
岡本 佳大
2011年入社。2023年10月に工場長に就任し、工場全体のマネジメントなども行うリーダー。
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姫路本社工場生産部係長
磯村 仁
2011年入社。現在は、幅広い業務の経験を生かして姫路工場の生産管理部門のリーダーとして活躍中。
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姫路本社工場技術部
清水 啓佑
2023年入社。技術部で主に品質管理業務に従事。次期リーダー候補として期待される逸材。
歯医者で噛むムニムニしたアレを作っています!
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岡本 佳大:私は技術部の部長として開発推進課と清水くんのいる品質管理課をマネジメントする立場です。また、姫路工場の工場長として工場全体の管理もする立場ですが、生産の実務は磯村くんがしっかり役割を果たしてくれているので、私は機械の導入をはじめとした現場の効率化や合理化、作業環境の改善を主に行っています。
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磯村 仁:工場の生産計画を立てたり、計画に沿って的確に人員を確保、配置するのが私の主な仕事です。あとは後進の指導も任されるようになり、頑張っているところです。
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清水 啓佑:私は品質管理課に所属していまして、当社の製品がガイドラインなどに則しているかどうかを検査する役割を担っています。特に医療機器である印象材の検査をメインに担当しています。
チャレンジできそうな予感がしました!
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岡本 佳大:二人はどんなきっかけで「サンエス石膏」に入社したのかな? ちなみに私は前職が機械メーカーだったのですが、やりがいこそあったものの、すごく景気に左右される業態だった。そこで常に安定している化学系のメーカーに務めたいと思っていたところで、「サンエス石膏」に出会いました。
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磯村 仁:私は父が「サンエス石膏」と取引のあった会社に勤めていまして、その縁で紹介してもらいました。入社当初は営業職の採用で、大阪で働いていました。その後は総務の仕事も経験させてもらいました。
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清水 啓佑:私も岡本さんと同じ転職組で、以前は製薬会社で薬の包装資材の品質管理をしていました。仕事は面白かったのですが、残業が多くて(苦笑)。結婚したのに妻ともすれ違う生活が続いたので転職を決意。自身の知識や経験を活かせると思って「サンエス石膏」に応募しました。岡本さんと当時の工場長に面接していただきましたよ。
働き方改革は合理化と安全確保を第一に!
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岡本 佳大:チャレンジという点では、今まさに姫路工場はチャレンジの真っただ中にいるね。
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磯村 仁:そうですね。建物のリニューアル、設備の導入、働き方改革と、いろいろ取り組んでいます。
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岡本 佳大:機械的な生産を進めていくという点から、製品のスリム化も進めているよね。
仕事が面白くなっています!
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岡本 佳大:どんなところに仕事のやりがいを感じていますか?
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清水 啓佑:品質管理を担う身としは、検査をクリアした製品が世に出ていくことがうれしいです。それ以上に今は新しい印象材の開発に取り組ませてもらっているのがやりがいですね。いかにコストを抑えて、高い品質のものを生み出すか。原料の調達から石膏の配分まで、ワクワクしながら取り組んでいます。
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磯村 仁:最近はやりがいしか感じない状況が続いていまして(笑)。工場をいかに効率よく稼働させるかという使命感で突っ走ってきましたから。同時に後進の指導を任されたのですが、新しい仲間のうち一人は品質管理課から、二人は私と同じ大阪からの転籍組。戸惑う気持ちも良く分かるので、少しでも早く仕事になれるように寄り添いながらの指導を心がけています。
ものすごいスピードで革新中!
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磯村 仁:どんどん働きやすい環境に変わってきているのを実感しています。姫路工場だけではなく、本社や瀬戸工場でもいろいろと変化、革新が起きていますよね。それもすごいスピードで(笑)。もう期待しかないという感じです。
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岡本 佳大:ささいなことだけど、姫路工場では以前、フォークリフトを運転する社員の多くが冬場でも作業着だけで仕事をしていたんです。寒いと感じながらも当たり前になっていて、誰も声を挙げなかった。我々のほうから自由に防寒着を着てもらってかまわないと言って改善されてきた。小さいことでも必要とあればどんどんと変えていかないといけないね。
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清水 啓佑:僕は前職でライフワークバランスに悩んで転職したのですが、ここでは残業はほとんどありません。平均しても1日1時間あるかないかですよね。
いずれは自由にモノづくりがしたい!
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岡本 佳大:チャンスという点では、今後若手の昇格や昇進のスピードもどんどん速くなっていくと思うね。能力とやる気があればすぐに管理職にしてしまおうというぐらいの気概を、会社からは感じます。二人は今後の目標はありますか?
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清水 啓佑:印象材の研究開発を進めて世界に向けて売り出していくのと、検査の手法をできる限りマニュアル化していくことです。現在の検査方法は職人的な技術が求められるので、誰でもできるものではありません。数値にして表したり、機械化を進めたりして、初心者でもできるような作業にしていきたいと思っています。
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磯村 仁:私はまずは新しい仲間の育成ですね。それと並行して、やっぱり私も新規開発に携わっていきたい。社内のプロジェクトに積極的に参加をしていきたいと思います。