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株式会社星光

技術とデザインで公共交通機関を支える仕事!

集まったのは、星光に中途入社した4名の社員。他の環境を知っているからこそ分かる、星光の魅力がたくさん見つかりました!入社の決め手から仕事のやりがい、忙しさなどもざっくばらんに語っていただきました。

  • 開発部 営業課 係長

    高橋由光

    2004年入社。メインクライアントの営業を担当。異動のほぼない星光において全ての部署を経験したレア人材。

  • 開発部 技術課

    大林尭史

    2017年入社。表示システムのハード設計を担当する急成長中のエンジニア。現在、新型表示器の開発に挑戦中。

  • デザイン室 課長

    デザイン室課長(中の人)

    2014年入社。若くして両部署の案件をこなすデザイン責任者。広報も担当しており、X(旧Twitter)の「中の人」ということで今回は顔出しナシで参加。X:@d_hoshimitsu

  • 広告営業部

    後藤彰太

    2023年入社の元ホテルマン。営業未経験でありながら、前職で培った誠実な対応で初年度から多くのクライアントの信頼を得る。

入社する決め手になったポイントは?

  • 高橋由光:前職は派遣会社の営業職でした。飛び込み営業なんかも結構していたんですよね。それは平気だったんですが、労働時間の長さと、社風が若くて方針がコロコロ変わる点に違和感があって転職を決意しました。星光は歴史が長くていいなと思ったのと・・・自分と名前が似ているところも惹かれました(笑)。

  • 大林尭史:確かに、「光」が入っていますね(笑)。僕は以前、変電所で働く電器屋さんとして個人事業主をしていたのですが、職業訓練校で学び直して星光からの指名求人をいただき、ハード設計者として入社しました。ものづくりがしたかったので、設計に携われる点が入社の決め手でした。

  • デザイン室課長(中の人):私はアミューズメント業界でデザインをしていたのですが、遊戯関係の規制強化で広告が減ってしまいまして、職業訓練を受けつつ仕事を探していました。星光は「駅の表示器のデザインって知らない分野だし、なんか面白そう」と興味を持ったのが入り口で、縁あって就職しました。
    後藤さんは昨年の入社だよね?

  • 後藤彰太:はい。前職のホテルがコロナ禍で低迷する中、広告を活かして客数を増やす経験をして、広告代理店の仕事に興味を持ったのがきっかけです。星光は創業76年と歴史が長く取引先も豊富で、自社媒体がある点も魅力に感じました。今は、広告営業を担当しています。

星光で働いて感じる、仕事のやりがい

  • 大林尭史:開発者としては、ものづくりの達成感と責任の大きさが大きなやりがいとなっています。特に駅に新しい表示器が設置された時は、SNSで「こういうのがついてた」と話題になったりするので、不備がないかという心配もありつつ、達成感がありますね。

  • 高橋由光:営業担当者は設計や製造に直接は関わりませんが、企画案の段階から計画に携わるので、完成するとやはり大きな達成感と安心感があります。最近、ある駅の設置がすべて完了したのですが「あの打ち合わせからやっとここまで来たんだな」と感慨深かったです。

  • 後藤彰太:広告営業部では、お客様からからご要望を聞いて看板などのデザインを提案するのですが、やはりデザインによって反響は大きく変わります。デザイン室の方と協力してできたデザインが集客につながると、すごくやりがいがあります。

  • デザイン室課長(中の人):後藤さんと重なりますが、クリエイター職として喜びを感じるのはデザインが完成した時です。特に営業さんから「お客様がすごく褒めていたよ」と聞いた時は嬉しいですね。何か特別なものがデザインに込められたんだなと感じます。

入社後に大変だったことは?

  • デザイン室課長(中の人):入社当初は、普段利用する沿線以外の駅名に馴染みがなくて、覚えるのが大変でした。結構読み方が難しい駅も多くて。慣れるまでは調べたり確認したりする時間がかかっていましたが、今ではもう大丈夫です!

  • 後藤彰太:駅の看板などは、鉄道会社ごとにデザインルールや規制が異なるので、僕も最初は理解するのに苦労しました。そして接客業から未経験の営業職への転職だったので、営業のやり方は先輩や上司に一から教わりました。話し方も先輩を真似して学んでいきました。

  • 大林尭史:ハード開発者の苦労する点というと、電鉄システムの一部を作る仕事なので、かなりマニアックな専門用語が多くて難しかったです。電気や機械、ソフトウェアなど、専門的な知識を身につけるところから始まるので、そこは新入社員にとっては大変な点かもしれません。

  • 高橋由光:広告営業から開発部営業課に異動になった時は、自分一人で仕事を完結するのではなく、たくさんの人との連携が必要だと感じました。自分自身には技術的な能力はないので、社内の設計者と外注先との連携や、お客様との日程調整など、マネジメントに近い役割が求められるのですが、最初は試行錯誤していました。

部署間や先輩社員・後輩社員間の連携は?

  • 高橋由光:うーん、部署や職種によって社内で連携する社員はある程度決まってますよね。

  • 大林尭史:そうですね、開発部と広告営業部はそんなに絡みがないかも。でもたとえば開発部内では、お客様の要望を叶えるためにハード開発者とソフトウェア開発者の間で連携を密に取っています。

  • デザイン室課長(中の人):その点、デザイン室はちょっと特殊な立ち位置ですね。以前は広告営業部と開発部にそれぞれデザイナーがいたんですが、統合して1つのデザイン室になりました。私は営業部所属だったんですが、この編成をきっかけに両方の仕事をするようになりました。

仕事の忙しさについて

  • 後藤彰太:自分はまだ1年目で案件が徐々に増えていっている感じで、基本的には定時で帰ることが出来ています。忙しい時は1、2時間残業することもありますかね。

  • デザイン室課長(中の人):デザインの仕事は残業する時期もありますが、一般的なデザイナー職に比べると、締め切りに余裕がありますね。お客さんのOKが出た時が完成なので、時間をかけて作業できている方だと思います。開発本部はどうですか?

  • 高橋由光:開発本部はここ数年コロナで止まっていた工事が動き出して、今年は忙しくなっています。もちろん工程はあらかじめ組んでいるのですが、駅での作業は乗客の安全を考慮して夜間に行いますし、急遽修理が入ることもあります。

  • 大林尭史:案件が増えているのと、鉄道会社の承認が必要で納期も決まっているので、勤務時間内に作業を終わらせるのが最近は難しいですね。飛び込みで深夜の作業が入ることもあり、体調管理には気をつけています。

その他に、星光の魅力を1つ挙げるなら?

  • 後藤彰太:有給休暇が取りやすいところ。僕はまだ新人ではありますが、申請がしやすい雰囲気があります。

  • 大林尭史:本社がある鶴橋にはおいしい焼肉屋さんが多いところかな。でも、ランチでは意外と行かないですね(笑)。やっぱり、駅のマニアックな部分に携われるところが魅力かな。

  • デザイン室課長(中の人):鉄道関係の仕事ってレアだから、そこがいいですよね。何気ない細部もこうして作られているんだなってわかったり、普通の人が立ち入れない時間帯に駅に入れたり。

  • 高橋由光:星光の社員は意外と鉄道ファンが少ないけど、見る人が見たら感動するんだろうなという風景にはよく出会いますね。

今後この会社で実現したいこと

  • 後藤彰太:まだ1年目で未熟な部分も多いので、まずは営業として毎月の成績を残すことに力を注ぎます。将来的には新しく入られる方に、良い指導ができる上司を目指したいです。

  • デザイン室課長(中の人):交通・屋外広告と行先案内表示器とで、デザイナーの得意分野が個々で分かれてしまっているので、両方できる人を育成できたらいいなと思っています。

  • 高橋由光:たとえばの話、自分で新しく会社を立ち上げたとしても、今のような鉄道の仕事をするのは難しいと思うんです。歴史も信頼もある会社で働いているこの環境を活かして、営業職として新しい企画を立ち上げるのが目標です。

  • 大林尭史:製品を作るのが仕事ですので、やはり今まで以上に品質や性能の良いものを目指したいです。お客様に喜んでもらえるものを作っていきたいですね。

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