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株式会社サンエス

人が育ち、会社も育つ。もっともっと魅力ある会社へ!

大阪・東京とそれぞれの地で現場のTOPを任されているお二人。叔父と甥の関係でもある、坂本専務と角野取締役にサンエスの未来について語ってもらいました!

  • 専務取締役

    坂本 則夫

    角野社長らとともにサンエスを立ち上げた創業メンバー。大阪本社の責任者としてサンエスクオリティを支えている。現在は若手人材育成にも尽力。

  • 取締役 東京支店長

    角野 一樹

    22歳で入社して以来、ずっとサンエス一筋。現場で一から学び、施工管理としてキャリアアップを重ねる中、2016年の東京進出に伴い、東京支店長に就任。

当たり前の世界を支える、自動制御設備の世界

  • 坂本 則夫:当社は自動制御設備工事、中央監視設備工事のプロフェッショナル。当社を紹介するとき、事業や仕事内容を理解してもらうのにいつも苦労するんですが(苦笑)、自動制御設備工事に関しては、建物内にさまざまな制御機器や制御盤を設置して、そのシステムの配線・配管・結線などを行います。中央監視設備工事は、ビルの故障や監視・記録を行う中央監視装置を対象とした工事。通信幹線の配線やシステム構築・試運転調整やメンテナンスなどがあります。分かりづらい?

  • 角野 一樹:(笑)。オフィスビルや商業施設など、寒い日でも暑い日でも一定の温度や湿度が保たれ、快適ですよね。あれは、従業員の方がその都度調整しているわけではなく、センサーが検知した情報をもとに自動で室温・湿度・室圧・CO2などをコントロールしているんです。水、電気、風など総合的に考えて組まなければならないシステムで、さらにさまざまなメーカーの製品が組み合わさって動くため、豊富な専門知識や経験が必要な工事になります。

  • 坂本 則夫:例えば、病院の手術室や工場のクリーンルーム。外から菌や埃が入ってはダメな空間なので、部屋の陰圧・陽圧を自動制御装置でコントロールして室圧のバランスを保っています。ビルの地下にある駐車場などは、排気ガスが充満する空間なので、一酸化炭素を測るセンサーを設置し、自動でファンを回して換気を行うシステムが設置されています。エアコンや照明など一般的に自動制御がイメージできるもの以外にも、いろいろな場面で活躍しているんですよ。

  • 角野 一樹:私はよく天井を見上げてしまうんですが、私たちの技術は天井裏に張り巡らされているんです。見えないんですけどね(苦笑)。それでも、建物の中で人々が快適に過ごせたり仕事効率が上がったり、「当たり前を作っている」という誇りを感じられる仕事です。

計装工事のプロとして求められる存在

  • 坂本 則夫:当社はパナソニックのパートナー企業として安定受注を続けています。「計装工事」とも呼ばれる私たちの分野は、景気に左右されることなく、社会インフラの一部のような位置づけになってきていますね。

  • 角野 一樹:計装工事の世界は奥が深いですよ。私はこの仕事に携わって10年以上経ちますが、未だに初めてのことが出てきます。材料も方法も進化しており、現場は常に新鮮で飽きないです。

  • 坂本 則夫:クライアントから建物自体の図面が降りてきて、それをもとに私たちは「計装図」と呼ばれる自動制御の図面を書くんですが、その作業が本当に難しいんですよ。でも最終的に自分の考えた図面通りに機器が動くと楽しいです。中には工期がタイトだったり厳しい状況の工事もありますが、協力会社の人たちと一緒に頑張って設備を作り上げていく施工管理の仕事は、大変だけど達成感を感じますよ。

  • 角野 一樹:街のランドマークとなるような建築物や施設などは、さまざまな会社が工事に携わります。その中で私たちは計装工事のプロとして参加します。大手建設会社やディベロッパーの設計者と同じテーブルで意見を交わすこともあり、責任の重さを感じるとともにやりがいもありますね。

自動制御で無駄を省いて地球環境に貢献

  • 角野 一樹:計装のジャンルはかなり専門的で、クライアントから降りてきた最初の設計図通りに進むことはまずありません。私たちはプロの目でその設計図を読み解き、不要なものはないか、足りていないものはないかを判断して計装図に落とし込んで行きます。経験を積むと自分の色が出せるようになるので、時間やコストなど上手く減らせたりして面白いですよ。

  • 坂本 則夫:技術や知識が身についてくると面白いんですよ(笑)!なので、若手には早く仕事のやりがいや達成感を感じてほしくて、いつも考えながら指導しています。機器がつながって建物が動き出す瞬間の喜びを味わってほしいし、クライアントや協力会社からの「ありがとう」「よくやってもらえた」の言葉は嬉しくて励みになります。

  • 角野 一樹:携わった建物に継続して関われるのもいいですよね。自動制御設備は運用後に必ず調整したりメンテナンスを行うので、工事が完了しても終わりじゃないんです。

  • 坂本 則夫:運用後に調整を行うことで、最も効率のいいコントロールが可能になります。電気や水などの無駄を省くことができるので、エコや地球環境への貢献が感じられるのも魅力ですよ。

「ほったらかしにしない教育」を!大切なのはコミュニケーション

  • 坂本 則夫:私たちが今最も力を入れているのが、人材育成や採用です。当社も以前は先輩の姿を見て覚えろという時代がありましたが、今はそうではありません。放置しすぎて辞めていってしまった人も多かった(苦笑)。その反省から、今は周りから過保護と言われるくらいコミュニケーションをとって人材育成を行っています。

  • 角野 一樹:昭和スタイルはもうダメですね。人を大切にしないと会社は続きません。例えば、今まで基本一人で回していた現場を、二人体制に変えました。側でしっかり指導できるといった点以外にも、移動中の車内などでコミュニケーションが取れるのがメリットです。

  • 坂本 則夫:会社に愛着を持ってほしいですからね。積極的に若手と関わることで私自身も刺激や発見があり、好循環になっていますよ。

  • 角野 一樹:人を育てたら会社も育っていきます。自分がされて困ったこと、してほしかったことを振り返って社員には接しています!

サンエスには長く働きたくなる環境がある

  • 角野 一樹:建設業界自体も変わってきてますよね。当社は大手が管理する現場がほとんどなので、安全面はしすぎるくらい配慮されていますし、現場に女性の姿も増えました。当社も女性の施工管理が活躍しています。

  • 坂本 則夫:休みも取れない時代があったけど(苦笑)。今は長期休暇も取れますし、残業も少ないです。当社は業界の中でも本当にきっちりしてると思います。

  • 角野 一樹:等級制度や各種手当も見直しました。長く勤めてもらうために何が必要か、会社としてこれからもっと働きやすい環境を整備していく予定です。

  • 坂本 則夫:大阪も東京もオフィスはきれいで駅近。風通しもよく、社員同士の仲もいいと思います。若手の意見もどんどん取り上げていますよ。そういえば、今度ある社員旅行の行き先や中身も若手社員の案だ(笑)。

どんなタイプの人でもOK、しっかり育てます!

  • 坂本 則夫:私のいる大阪本社は20代の若手が活躍する活気ある職場です。塾の講師や営業、自衛隊出身者まで、まったく別の分野や未経験からサンエスに飛び込んできてくれたメンバーが活躍しています。しっかりとサポートを受けながら、資格や技術を身につけて成長していける環境なので、安心して飛び込んできてほしいですね!

  • 角野 一樹:東京支店は30代が活躍。支店メンバー全員で仲良く、会社をもっと良くしていこうという雰囲気が漂っています。一度サンエスに来てくれたら、好きになってもらえる自信はあります(笑)!自動制御設備のプロとして成長できる環境で、一緒に頑張ってくれる方をお待ちしています!

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