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株式会社スガナミ

代表取締役社長

菅波 靖起

interview

大きな社会貢献につながる誇りを持てる仕事です。

モノづくりが大好き、橋づくりも大好きな菅波社長は、 橋梁工事の魅力を多くの人に知ってもらいたいという想いでいっぱい。経営はもちろん、「スガナミ」のブランディング施策もけん引し、社員の幸せを第一に考えた会社づくりに向けて奮闘中。そんな菅波社長が「スガナミ」の過去と今と未来を語り尽くします。

「橋屋」として橋の工事に従事していただきます。

私たちの会社を一言でいうと「橋屋」です。橋をつくること、特にプレストレストコンクリート(PC)という技術に特化した、橋の施工の専門家です。PCとは、コンクリートに前もって(プレ)、応力(ストレス)を加えて強度をアップさせるもので、鉄筋コンクリートに比べて、ひび割れが起きにくいなどの特徴があります。「スガナミ」はそのPC技術一筋の「橋屋」なんです。
私たちの仕事の中心は、橋の専門家として、多くの協力会社の職人さんと一緒に、施工のスケジュール作成から、職人さんの配置、必要な資材の調達、一番重要な働く職人さんたちの安全を管理することなどがあります。いわば、橋の工事をマネジメントしているということです。

住民からの「ありがとう」の感謝の声が嬉しいです。

橋梁工事における「スガナミ」は、一次下請会社という位置にいます。国などの発注者からゼネコンなどの受注者(元請け)に仕事が入り、「スガナミ」はその元請けから施工の依頼を受け、技能者(職人)を集めて実際の工事を担当します。職人さんたちを束ねて工事をスムーズに進行させるというとても重要な役割を「スガナミ」は担っているんです。最近では元請けとしての仕事も受注していて、自治体の橋の工事にも従事。近隣住民の方から「ありがとう」と感謝されるのが嬉しいですね。
※写真は、滋賀県立琵琶湖博物館に施工した船型の歩道橋。

「とにかく橋が好き!」という社員ばかりです。

数百億円を超える仕事のスケール、インフラ整備という意義など、橋屋の魅力は数え切れませんが、私が強調したいのは、一つには日本の国土を守り、発展に貢献しているということです。これは大きなやりがいですよ。もう一つは、橋そのものへの愛情です。あのフォルム、手触り。「スガナミ」は「とにかく橋が好き!」という社員ばかりで、入社面接でも「他の建築物には興味がない、私は橋が好きなんです」という声を聞くこともありますね。

建設現場では、働き方の改革が進んでします。

橋梁に関わらず、仕事としての建設現場というのは、敬遠される時代がありました。3Kなどという言葉をご存じの方も多いと思います。ただ、近年の働き方改革では建設現場も例外ではなく、昔のような労働環境は姿を消してきています。例えば、残業もほとんどなくなり、休日も十分に取れるようになりましたし、昔みたいに休みが無いということはありません。当社でも完全週休二日制を導入しています。安全面の配慮も徹底していますし、仕事中の休憩も義務付けているほか、書類作成にかかる時間の削減にも取り組んでいます。建設現場は本当に変わりましたし、今なお働きやすい環境に変化し続けています。

魅力を伝えるためにプロモーション動画を作りました。

2023年に当社は、私が旗振り役となって、プロモーションビデオ(PV)を作成させていただきました。プロの制作者、アーティストの方に協力していただき、イメージソングと動画を作ったんですね。目的は、「スガナミ」と橋梁工事の魅力を多くの人に知ってもらうためです。自分たちの仕事はカッコよくて、人のためになるものと信じていますが、これまでなかなかそれを伝えることができていませんでした。そこで、ホームページのリニューアルに始まり、イメージキャラクターの作成、そして、PVに至りました。

ブランディング活動で社内外にアピールしていきます。

PVには社員にも登場してもらい、素晴らしいものができたと自負しています。同業はもちろん、元請けさんからも好評をいただきましたし、前社長であり、実父でもある当社の会長(写真左)からも「よくやってくれた」と労ってもらいました。何より嬉しかったのは家族から「あなたの仕事がカッコいいってわかった」と言われたことです。社員もご家族から同じような言葉をもらったと聞き、本当に嬉しかったですね。今後もブランディング活動には力を入れて、社内外に私たちの魅力を発信していきたいと考えています。

皆さんの頑張り、意欲に応える会社です。

当社の社員は本当にみんなプロフェッショナルです。それでも経験がものをいう職種なんですね。会長も「10年は続けて欲しい」と言っていますが、私も長く続けることで得られる知識、技術がとても重要だと思っています。そのために、職場環境を整え、福利厚生を手厚くするなど、皆さんの頑張りにしっかりと応える会社作りを進めています。
2023年からは、私と社員との1on1ミーティングもスタートさせました。現場の、社員の意見や課題を吸い上げて、解決につなげていきたいと思っています。

「話し上手」である必要はありません。

私たちの仕事に必要なのは、コミュニケーション能力です。どこでも同じようなことを言っていると思われるかもしれませんが、「スガナミ」におけるコミュニケーションとは、「伝えようとする姿勢」なんですね。おしゃべり好き、話し上手である必要はないんです。お客さんやパートナーに、自分の言葉で、自分にできる話し方でいいので、考えや意見を伝えることが大事で、伝えようとする情熱があれば、言葉足らずでも、話しベタでも、相手は感じ取ってくれますし、教えてくれます。私も決して話がうまい人間ではありませんでしたが、この仕事を通してそれなりのところまでできるようになりましたから(笑)。

社会を「つなぐ」のが私たちの仕事です。

橋梁業界は、新築、リニューアルと工事が活性化し続けており、将来的にも発展が望める業界です。橋って、やっぱりつなぐものなんですね。人と町、町と町、人と人をつなぐのが橋なんです。私たちは、社会にとってとても重要なインフラを作っている会社です。大きな社会貢献につながる仕事を一緒にやってみようという方をお待ちしています。もちろん「橋が好き!」という方も大歓迎です(笑)。

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