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株式会社スガナミ

常務取締役兼工事管理部長

勝屋 弘昭

interview

自分のストーリーを完結させる喜びを味わってください。

菅波社長とは前職の同期。大学時代アメフトで鍛えたパワーとメンタルで、現在はスガナミの統括工事責任者としても活躍する勝屋常務は、現場と社長をつなぐなくてはならない存在です。「スガナミ」の強みや若い世代に期待する思いなどをたっぷり語ってもらいました。

30代、40代が主力の珍しい会社です。

同業と比較しての「スガナミ」の強み、それは人にあると思っています。働き盛りの30代、40代が会社の中心メンバーとなって活躍してくれています。現場を預かる職員の高齢化が進む他社からは、とてもうらやましがられていますね。ただ、もっと若い世代が続いてきていない現状があります。会社の将来を考えると、10代、20代の仲間の入社がとても大切だと考えています。

何か相談があれば、私にお話しください。

30代、40代が主力の「スガナミ」でなら、若い人も働きやすいと思うんですね。私は50代でもまだ若者と意思疎通する自信はありますが・・・(笑)やっぱり年齢が近いほうが聞いたり、相談したりしやすいですよね。ちょうど良い距離感がうちの現場にはあると感じています。その中で私は、現場の先輩に話しにくいこと、会社として取り組んでもらいたい課題などを受け付ける役割を担っています。

居心地が良くて誰も独身寮から離れません(笑)

建設現場では、働き方改革がどんどんと進んでいます。当社でも中長期の出張は現在でもありますが、昔のように社員数人がアパートの一室で寝食を共にして過ごすなどということはありません。自宅から通える範囲は通ってもらえますし、遠方での仕事でも一人一室部屋を借ります。名古屋支店では、昨年支店のリニューアルに合わせ独身寮もリニューアル(写真)しました。プライベートが確保できるワンルームで、もちろん各部屋にバス・トイレ付き。居心地が良くて、誰も出ていかないのが社長の悩みのようです(笑)。

残業時間が少なくとも1時間は削減されます。

デジタル技術を活用した働き方改革にも取り組んでいます。いわゆるDX(デジタルトランスフォーメーション)ですね。橋梁の建設現場を預かる社員は、みんな日々報告書の作成を求められます。当社でもかなりの枚数の書類づくりをしなくてはならなくて、中には内容が重複しているものも少なくなかったんです。それをデジタルツールを導入することにより、無駄を省き、不要な残業を減らそうとしています。これにより、1日1時間は削減できると考えています。同時に誰であっても簡単に書類づくりができるようになります。

他社もうらやむ橋梁工事という仕事。

2023年に当社はプロモーションビデオを作成しました。新しいもの好きの社長らしい施策だと思っていたのですが(笑)、完成した作品を見ると作って良かったと思いましたね。小学生の2人の子どもから「カッコいい!」と言われて嬉しかった。
やっぱり橋づくりってカッコいいんですよ。ダムやトンネル、道路など、インフラにかかる橋以外の構造物をつくる会社の人からも「橋って形として美しくて迫力があって、いいですよね」とよく言われるんですよ。

海外で活躍するチャンスもあります。

当社は近畿、中部、北陸地方を得意エリアとしていますが、海外での施工実績もあります。ドバイではモノレール工事のアドバイザーとしての実績があります。竹の舟にお金を出して川を渡っているような町、村に橋を架ける。とてもやりがいを感じる仕事でした。写真はドバイで携わったモノレール工事の様子です。
「スガナミ」の社員は、社会や人々に貢献することを生きがいに仕事をしています。普段はワイワイやっていますが(笑)、世の中の役に立ちたいという想いはみんな持っていると思いますね。

私もいつかは現場に戻りたいんです(笑)。

これからの「スガナミ」を担う人にどんどん来てもらいたいです。うちは、それぞれの知恵を活かしてチャレンジできる会社です。現場の環境、状況に合わせてスケジュールを組み立て、人員の活用を考えるという、自分独自のストーリーを組み立てながら進める仕事です。ストーリーがバチっとはまったときの快感をぜひ体感してもらいたいですね。
私は今は管理職という立場ですが、やっぱり現場が好きです。いつかは戻りたいと思っているんですよ(笑)。

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