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トゥモローゲート株式会社

代表取締役/最高経営責任者

西崎 康平

interview

その会社の思想から共に考え、見える形にするブランディング

「ブラックな社長」として世界一変わった会社創りを目指す西崎康平さん。SNSを活用し尽くす日本屈指の経営者で、SNS総フォロワー数は38万人以上!ブランディング・コンサルティングという仕事の面白さ、規模の大小を問わずさまざまな企業に支持されている理由、ブラックと言われる社内の実際の雰囲気は・・・?など、直撃してみたら、意外にも・・・

他社にはないトゥモローゲートの魅力とは?

まず、企画から戦略設計、デザイン、顧客フォローに至るまでを社内担当者で全て行う点ですね。他のブランディング会社では、依頼されたPRコンテンツのみを担当して作ることが多いのですが、私たちがやっているのは総合的なブランディング・コンサルティング。企業理念の根本の思想を作り上げる所からはじめて、それらを企業を表現するデザインに落とし込む所まで一貫して取り組ませていただいています。自社で全てまかなうことで、スピードとクオリティを担保し、同時にコストを抑えるメリットもあります。また、自社SNSが大きな宣伝力を持っているので、多くの人に訴求できることも強みの一つです。集客が不要な状態になっていますので、他社が案件営業にかける時間を企画やデザインに集中して充てられるのも大きいですね。

ブランディングの使命は「本質的なファンづくり」

弊社で制作したウェブサイトなどを見て、「デザインがかっこいい」「惹きつけられる」という感想をよくいただきます。もちろんそれ自体嬉しい事ではありますが、ブランディングの使命は、表面的な好感度を上げることではなく、「本質的なファンづくり」にあると考えています。実は弊社でも昔、新卒採用サイトを作る時に、とにかく尖ったデザインや面白おかしい企画を打ち出していたことがあります。でも、それは短期的には注目を集められたとしても、企業の中身が伴っていなければ本当に価値や意味のあるクリエイティブではないと気づきました。その反省などを経て生まれたのが、現在の総合的な企業ブランディング事業です。

お客様ではなく、大切なパートナー

クライアントの方々にはお待たせして申し訳ないのですが、1つのプロジェクトにかける期間は他社に比べてかなり時間をいただいています。特にビジョンマップの設計を重視しているので、制作やデザインに入る前に、クライアントと約半年、10回から15回の打ち合わせを重ねて理念やビジョンを明確な形にしていきます。ただし、私たちがクライアントとパートナーのような関係を築けていないと、そのビジョンは提案しても実践していただけません。ですからお互いに信頼関係が築けている事は何よりも重要です。時には依頼があっても、相手に変化する意志がなければお断りすることもあります。私達にとってはクライアントの規模や実績より、一緒に作り上げたビジョンに沿った『変化をする覚悟』があるかどうかが重要なのです。

この仕事のオモシロイところは?

クライアント企業とともに経営の根幹を担わせていただいて、将来を形作っていく過程に深く関われる点ですね。依頼された会社の魅力を誰よりも深く理解して、根幹にある思想を多くの人に共感してもらえる形で表現することで、会社の中にも外にも変化が表れるんです。そうした企業の変化、成長を実感しながら、現場の売上や採用の向上にも貢献できるのは非常にオモシロイですね。お手伝いをした会社がさらに価値あるサービスを提供して、社会に大きな影響を与えていく様子を目の当たりにすると、この事業のやりがいを感じます。

ズバリ、入社を希望する就活生に伝えたいことはありますか?

表に出ているSNSやデザイン、クリエイティブだけを見て、華やかでキラキラした会社というイメージで志望していただくと、入社後にギャップを感じるかもしれません。良い物を作るためにこれ以上はない!という所までブラッシュアップを重ねていくので、実際にはかなり泥臭い仕事が多いですし、要求される仕事の量と質のレベルは非常に高いと思います。こんな風に言うと、成果主義のドライな職場という印象を持たれやすいのですが、中身はむしろアットホームでウェットな社風だと思っています。採用でも人間性を大切にしますし、未経験者でもポテンシャルと未来へ向けた行動が一致していれば大いに評価します。

社内の雰囲気や上司と部下の関係は?

フリーアドレスで仕事をしていることもあり、社員間の距離感は近い方だと思います。何かあればすぐに相談できる環境です。仕事の後に一緒に食事や飲みにも行っている社員もたくさんいます。一方で、上司から部下への食事の誘いは、役職によって年間の回数が決まっています。気を遣い合って互いが損をする状況にならないための工夫です。私は敢えて自分からは誘いませんが、部下から誘われる事が多いので喜んで応じています!また、若手社員にはメンター制度があり、同じ部署の先輩に仕事の悩みなどを相談できたり、フォローもしてもらえます。制度面でも社風としても、先輩が部下をしっかりサポートする文化はかなり根付いていますね。

2030年の中期ビジョン達成に向けて邁進中!

現在は2030年に向けたビジョンマップを設計し、「日本で一番『オモシロイ』を約束する会社」と言われることを中期ビジョンに、ビジネスモデルや企画・制作力、職場環境など8つの項目で取り組みを実践中です。より大型の案件はもちろん、地方創生やスポーツチームのブランディングなど、企業の枠を越えたプロジェクトを手がけていきたいと考えています。また新規事業として、ブランド力を可視化するブランドサーベイ「B-SCORE」をリリースしました。これを新たな起点とし、さらなる事業拡大を図るとともに、私たちのビジョンである「世界一変わった会社で、世界一変わった社員と、世界一変わった仕事を創る。」 の実現を目指していきます。詳しくは公式HPに掲載しているので、ぜひチェックしてください。

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