ニッポンをつくる仕事をしよう!
土木とは何かという質問に、「国土をつくる仕事です」と力強く語ってくれたのは、淺沼組で土木一筋35年の近藤部長。全国で仕事をして、おいしいものを食べ歩いてきた近藤部長が知ってほしいのは、土木の楽しさに他なりません。
5つの部署が連携して大きな仕事に取り組む
土木とは、建築物を支える土台を作る仕事です。土地をならしたり、基礎部分の工事をしたりといったものがそれにあたります。また、道路や橋、トンネルをつくること、さらにはダム建設や河川改修なども土木の領域です。
少し大げさかもしれませんが、私たちの仕事は国土を作ることなんじゃないかと思っています。災害に強い町づくり、暮らしを豊かにするインフラ整備というスケールの大きな仕事をしているという自負があります。
淺沼組の土木部門には、大きく5つの部署があります。案件を受注する営業部、見積もりを作成する工務部、設計を担当する技術設計部、事務業務を担う事務グループ、そして、実際の工事を行う工事部です。それぞれが密に連携して、大きな仕事を成し遂げています。
災害復旧事業で得られた実感
私は高校を卒業して淺沼組に入社して以来、ずっと土木一筋で仕事をしてきました。これまで30近くの現場を、それぞれ短くて数カ月、長くて5年かけて完了させてきました。
印象に残っている仕事はたくさんありますね。高速道路や橋を作る案件が多かったのですが、感慨深かったのは東北地方での災害復旧事業に携わったことです。大雨の影響で海の堤防が破壊され、国土交通省から淺沼組をはじめとしたゼネコン各社に、復旧工事の要請があったんですね。緊急の工事で6カ月という短工期ではありましたが、人の役に立っているという実感が得られた貴重な経験でした。
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お客様に対して正直であることが発展の基礎
土木を含め、ゼネコンとしての淺沼組の強みを一言で表すなら、「誠実さ」でしょうか。くだけた言葉で言うなら、ド真面目(笑)。同業他社と比べてもテレビCMをやっているわけでもないし、露出や派手さには欠けると思います。でもそれは、仕事の質で勝負してきたからに他なりません。創業理念に「誠意・熱意・創意」とあるように、お客様に対して正直であり、依頼された仕事に実直に確実に取り組み、同時に技術やノウハウを徹底して磨いてきた。だからこそ、130年以上存続し、発展し続けられているんだと感じています。
働きやすい時間と場所をつくることが大切
土木部署に配属されたあかつきには、まずは当社の人事部が主体となって行っている研修を受けていただきます。そこで、社会人としてのマナーや工事現場を監督・マネジメントするうえでの必要な知識を学んでいただきます。いきなり橋の工事を任せるなんて無茶なことはしませんので、安心してください(笑)。現場に出てからもまずは先輩のサポートのもとで仕事をしながら、ひとり立ちに向けてしっかりと経験を積んでいきます。
淺沼組の現場監督、現場責任者に求められるのは、最適で快適な環境づくりです。工事スケジュールや休憩所など、実際の工事実務を行う職人さんたちが働きやすい時間と場所を構築する。これがもっとも大事な仕事です。
最先端の工事技術を間近に見られる!
先ほど土木は、国土をつくる仕事、人の役に立つ仕事だと言いましたが、土木にはモノづくりの楽しさもあると思うんです。山々に架かる大きな高速道路や海を渡る橋って、どうやって作っているんだろうと思ったことはないでしょうか? あれを自分たちの手で作ることができるなんて最高だと思いませんか! 施工技術とテクノロジーの発達を間近に見られるのも、この仕事の醍醐味。ロボットをはじめとした時代の最先端に触れられることはもちろん、働きやすさにもつながっており、スケールの大きなモノづくりの楽しさを謳歌できると思います。
あのトンネルはどうやって掘ったんだろう? あの重機はどうやって運んだんだろう? そんな疑問を少しでも感じたあなたには、土木の素養と才能があります!
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地方には珍しくておいしいものがいっぱい♪
私はこれまで日本全国で仕事をしてきました。東北では災害復旧工事、沖縄では那覇空港の水路工事に携わりました。転勤や出張にネガティブな印象を抱かれる方もいるかもしれませんが、淺沼組は手当も充実しているので、結構楽しめると思いますね。
私の楽しみは、その土地の食べ物! 地方は水がおいしい、だからお米がうまい。B級グルメが好きな私は、仙台では海産物のホヤ、沖縄では豚の鼻、和歌山ではウツボも食べましたね。自分ならではの楽しみを見つけられると、旅行気分でエンジョイできますよ。
土木事業の将来にあるのは希望のみ!
私は、淺沼組での土木の仕事が大好きなんです。この気持ちを若い人にどうしても伝えたいんです。体力、気力が必要になる場面も多々あります。それでも先ほどからお話している達成感は、皆さんの労力と努力に十分応えてくれますし、会社はしっかりと評価してくれます。
土木事業の将来には希望しかありません。この産業ってなくなりようがないんですよ。人の暮らしのためには絶対必要で、特に日本は地震大国なので、災害から人と町、国を守るためには私たちの技術が欠かせないんです。
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次代を担い、日本の国土をつくる仕事を!
土木という仕事は将来にわたって不可欠ですが、時代が変わっていく中で、手法は変化していきます。情報伝達技術や施工技術の発達は著しく、働きやすさに繋がっている一方で、使いこなせる人材が必要になってきています。つまり土木業界には、若い力こそが求められているんです。新しい土木の時代を担い、新しい日本の国土を作っていけるのは、若い皆さんです。ぜひ、淺沼組で私たちと一緒に働きましょう!