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株式会社ハマダ

代表取締役社長

帽田 泰輔

interview

常に新たな挑戦を続ける、地域に愛される企業へ

今年で創立118年を迎える株式会社ハマダの創業者は現社長、帽田泰輔氏の曽祖父にあたります。常に新しいことに挑戦する“ハマダDNA”を受け継ぎ、さまざまな変革に取り組む帽田社長にとって、子どもの頃から慣れ親しんだハマダとはどういった存在なのでしょうか。会社や社員に対する熱い想いを伺いました。

現場管理としても13年。現場を誰より知るTOP

大学卒業後にハマダに入社しました。当時はまだ濱田組という社名で、月に1、2回しか休みがないようなブラックな時代でした(笑)。他社での修行期間も含めると、プラントの現場監督は13年経験しました。下積み経験としては長いと思いますが、本当に色々なことを学びましたね。特に他社で過ごした3年間は、一生を左右するくらいの大きな経験でした。その後、経理部門を15年ほど経て社長に就任しました。

どんな危機も乗り切るハマダの底力

実は社長になってすぐ、クライアント先で大きな事故が起き、現場が停止してしまいました。そのため、数ヶ月間待機せざるを得ない事態が発生したんです。いつ現場が動き出すかも分からない上に、待機期間は職人の給料を補償しなければなりません。工場の復旧に向けた作業を請け負ったり、できることはとにかく何でもやってその危機を乗り切りました。この時の経験は、社長としての覚悟や自信に繋がりましたね。

「何でもやってみよう!」が成長の原動力

水上運搬から始まった当社ですが、お客様からのご要望に応えたいと新しいことにチャレンジしてきた結果、陸上運搬、プラント事業、建設事業、土木・物流・倉庫まで事業を拡大することができました。新しい分野はいつも手探りで、素人同然のスタートでしたが、チャンスがあれば何でもやってみよう!という精神でここまで来ました。今ではプラントエンジニアリング事業において地域No.1企業になったと言えるでしょう。

M&Aでグループとしての総合力を強化

近年では、総合建設企業としてより幅広いニーズや地域に対応すべく、M&Aを行っています。主軸であるプラント事業、土木建築事業を強化する一方で、独創性のある高い技術を持った成長分野の企業にも注目。米プラント設計会社のライセンスを持つ「株式会社ナガオカ」(東証スタンダード上場)、水処理・資源リサイクルの開発を行う「株式会社アステック」、仮設資材の販売・レンタル業の「株式会社HINO」など、グループ一丸となってお客様のご要望にお応えできる体制作りを行っています。

「いい仕事」は一人では生み出せない

私は常々、「いい仕事をしろ、お客様に喜んでもらえ」と社員に話すんです。それで給料をもらえるのが一番いいでしょう?そのためには、人と人とのコミュニケーションが何より大切です。
私たちが携わるモノづくりの現場は、職人がいなくては成り立ちません。職人が働きやすい環境を作ること、現場での信頼関係を築くことが、お客様から喜ばれる“いい仕事”に繋がっていくと思います。

現場管理は会社経営と一緒

ハマダは大企業ではないですが、大企業に負けない高い技術やノウハウがあり、当社で働いて身につくことは非常に多いと思います。現場管理で言えば、安全管理やスケジュール・コスト調整、品質管理など、会社経営と同じようなことをやってるんですよ。言われたことをただやるだけでなく、自分なりに咀嚼して考えて行動できるような、経営者マインドを持った人にぜひ来てほしいですね。実際、私が現場で学んだことは社長になった今でも役立っています。状況を的確に判断し、臨機応変に現場を進めていくのは簡単ではないですが、その分やりがいも大きい仕事です。

上昇志向の人歓迎!これからの100年を共に

現状に満足しない、積極的で上昇志向を持った人は大歓迎です。プラント事業は水素プラントやアンモニアプラントなど新たな分野のプラント建設も見込まれますし、開発事業部では官庁からの工事案件も年々増えています。やる気のある人には、どんどん責任あるポジションを任せていきたいと考えています。
11社ものグループ企業で多角経営を行う、100年以上の歴史を持つ老舗企業、というのは、網干という土地では少し異質な存在かも知れません(笑)。これからも失敗を恐れず、ハマダらしく、新たなことに挑戦し続けていきたいですね。

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